福津市が整備を進めていたJR福間駅と東側駅前広場を結ぶ歩行者用高架橋「自由通路」が完成し4日，現地で開通記念式典があった。駅舎は鹿児島線を挟み西側にあり，東側の住民は踏切を渡って駅を利用していた。今月から東側では，ニュータウン整備事業に伴う土地分譲が始まっており，乗降客の利便性が高まることが期待されている。5日午前5時，供用を開始する。
高架橋は長さ約60メートル，幅約6メートル。天井付きで両端にエレベーター，エスカレーター，トイレを備える。通路左右には，市民が応募した市内の写真約80点が飾られ，自然と歴史の豊かなまちをPRしている。
高架橋の西側には行政・観光情報ステーションも新設。市観光協会職員が常駐し，観光ガイドを行うほか，市への申請書類13種の提出を代行する。総事業費は約13億円。
式典では，小山達生市長が「東側からも駅舎が利用可能になるという念願がかなった」とあいさつ。テープカットなどを行った。
西日本新聞の今日付記事からです。かなり長期間にわたってもめていたJR福間駅前の土地区画整理事業ですが，工事が始まってからは急ピッチで，駅舎も昔とはかなりちがった立派なものになってきています。
