気象庁は1日，1月の天候状況を発表し，1986年以来の全国的な低温だったことを明らかにした。
東北から北陸地方にかけての日本海側では降雪量が多く，最も積もった日を示す最深積雪量が観測地点37か所で過去最大値を更新する一方，北，西日本の太平洋側は雨が少なく，16地点で降水量が0ミリだった。
冬型の気圧配置が続き，日本付近に断続的に強い寒気が流れ込んだ影響。発表によると，北日本の平年差はマイナス0・7度，東日本は同1・3度，西日本は同2・3度，沖縄・奄美は同1・9度となった。全国の平年差がそろってマイナスなのは25年ぶり。
地域気象観測システム（アメダス）を含む観測による1月の最深積雪は，新潟県魚沼市で409センチ（31日），青森市荒川で345センチ（23日），新潟県津南町で336センチ（31日）など，3メートルを超えた地点が6地点に上った。また，鳥取県米子市（89センチ），北海道新篠津村（149センチ）など37地点で，統計開始以来の最大値を更新した。
読売新聞の昨日付記事からです。25年前といえばまだ小学生でしたが，たしかにやたらと積雪した年があった気がします。
昨日は福岡の最高気温が久しぶりに9度台になりました（福岡9.7度・八幡9.1度）が，10度にはわずかに届きませんでした。しかし9度になると汗ばむ陽気のように感じられ，春の訪れを予感させるようでした。
