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Konstanz als Heimatstadt

鉄道系IC相互利用

JR各社と首都圏や中部,関西,九州の大手私鉄など11事業者・団体は18日,JR九州の「SUGOCA(スゴカ)」や西日本鉄道の「nimoca(ニモカ)」,福岡市営地下鉄の「はやかけん」を含む国内計10種類のICカード乗車券の相互利用を,来年3月23日から始めると発表した。手持ちの1枚を鉄道52事業者,バス96事業者の路線で運賃支払いに使えるほか,電子マネーとして加盟店での買い物にも利用できる。
IC乗車券は,小さな集積回路(IC)を内蔵したカード式の乗車券。駅の券売機などで事前に入金しておき,改札機の読み取り部に触れると運賃が自動的に引かれる方式が多い。
相互利用の対象は九州内の3枚のほか,JR東日本Suica(スイカ)」,関西私鉄などの「PiTaPaピタパ)」など。現時点の発行総数は約8009万枚で,世界最大規模という。
北海道から九州まで日本の鉄道駅の約半分に当たる4275駅(12月1日現在),バス2万1450台(同)で乗降車やチャージ(事前入金),利用履歴の印字などができる。電子マネー機能も,後払い方式のPiTaPaを除き加盟約20万店で利用可能となる。
ただし,福岡市営地下鉄とJRの相互直通区間などの一部地域を除き,エリアをまたがっての利用はできない。JR東日本などは「運賃計算などシステム負荷が大きく,今後も予定はない」としている。

西日本新聞の昨日付記事からです。以前から相互利用の動きが進んでいましたが,正式に来年3月からと発表されました。個人的には,出張先に持っていくICカードが減るのはとても助かります。特に東京の私鉄でSUGOCAnimocaが使えるようになるのは便利になりますし,これまで相互利用の枠から外れていた名古屋圏の私鉄のmanacaも入ってくれば,名古屋での移動の利便性が向上します。
他方で,交通系ICのポイント制度については相互利用の枠外となるので,地元福岡ではポイントをためたり乗り継ぎ割引の利用をするには,それぞれのカード(SUGOCAnimocaはやかけん)をなお持ち続ける必要があります。
一方,磁気系のカードとして福岡では唯一残っていた福岡市営地下鉄のえふカードが今年の年末で発売終了となり,利用も来年10月末までとなっています(プレスリリース)。定期入れにICカードを3枚入れていると干渉が起きてしまうことや,えふカードのボーナス部分がとても多いことから,これまではえふカードを利用していましたが,今後は,はやかけんに完全に切り替える必要があります*1

*1:えふカード廃止にともない,はやかけんのポイント制度が来年1月からやや改善されます。それでもこれまでのえふカードほどプレミアは付きません。