ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

もうひとつの首都決戦

選挙ポスター

月曜日からベルリンに移動しています。ベルリンでは来月18日に州議会選挙が予定されており,各所に選挙ポスターが貼られています。日本と違って選挙カーが走ることはなく,ポスターが街角のあちこちに貼られていること以外に,選挙であることを知る契機はありません。
ベルリン州はドイツに3つある市が州の扱いとなる都市州で,大都市には多い傾向としてどちらかというと左派が強いそうです。もっとも現在の支持率は,主要政党がほぼ同じ程度の数字(20%程度)とのことで,先のバーデン・ビュルテンベルク州議会選挙で躍進したAfDがどの程度の支持を集めるのかなお不透明のようです。ベルリン州では財政破綻を避けるために,行政改革と支出削減に舵を切っている「逆アベノミクス」(メラース・ベルリン=フンボルト大学教授)で行政活動が停滞し,州の行政レベルはドイツ最低とも言われています。そのような中でどのような選挙結果が出るのか,注目されるところです。