ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

Wiedersehen!

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数少ない晴れの日
わずか1週間の滞在が終わり,日本に移動しました。今回の滞在中はあまり天気に恵まれることが多くなく,気温も低めでしたが,今日からは数日間晴れの予報で,気温も上がり,ようやく春本番となりそうです。コンスタンツの春を感じることがないままに終わったのは残念でした。
コンスタンツは相変わらず(少なくとも他のドイツの都市に比べれば)ゆったりした雰囲気を醸し出していましたが,地域によって,あるいは時間帯によっては,外国人に対する敵愾心をむき出しにするような人たちを見かけるようになりました。ヨーロッパで最も経済が堅調なドイツでも,右翼政党が国政選挙・州議会選挙で台頭を続けており,根拠が不明な不安ややり場のない怒りのような社会のフラストレーションがドイツ全体で貯まっていっている感じは否めないように思われます。自由と寛容を重視してきた戦後のドイツ社会がそれをどのように維持しようとするのか(あるいは維持が難しくなるのか),ここ数年が重要なターニングポイントになりそうです。