九州大・直接移転へ
九州大・六本松キャンパス(福岡市中央区)の移転問題で,文部科学省は22日,六本松の学生と教職員を2009年4月に伊都キャンパス(西区)に移転させる九大案を承認した。九大は来年度,伊都に六本松の学生,教職員が利用する校舎を着工する。
六本松では2年前期まで(医,歯学部は2年後期まで)一般教養を学んでいる。当初,伊都の施設整備費の不足を考慮,箱崎の工学部校舎に仮移転,六本松の用地売却益で20年までに伊都に移ることにしていた。しかし,直接移転の方が引っ越しも一度で済むことから,九大は文科省に六本松用地を担保に金融機関から借り入れ,伊都の施設整備に充てる特例措置を申し入れていた。
同省は「直接移転の方が経費も削減でき,移転も早く終了できる」と判断した。
読売新聞の8月23日朝刊(地域面)からです。どうやら直接移転で決着しそうです。