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Konstanz als Heimatstadt

鹿児島線新駅

JR九州は31日,鹿児島線筑前新宮(福岡市)‐古賀(福岡県古賀市)の4・5キロ間に「上府(かみのふ)」(新宮町)と「鹿部(ししぶ)」(古賀市)の2駅(いずれも仮称)を新設する,と発表した。「鹿部」は2009年春,「上府」は10年春の開業を予定している。
地元自治体から要請があり,設置を検討していた。新設駅周辺は,福岡市のベッドタウンとして開発が進み,設置後10年間は,2駅で1日約5000人の乗車人員が見込めるという。快速列車は止まらないが,1日上・下線合わせて約160本の普通列車が停車する。1駅で数億円必要な建設費は主に自治体が負担する。

西日本新聞の昨日付記事からです。かつては黒崎・折尾間や香椎・箱崎間など,比較的距離がある駅間の区間がいくつかありましたが,そういったものに軒並み新駅ができたため,現在一番駅間が長いのは古賀・筑前新宮間になっていました。新駅ができるならこの区間だろうとは以前から思っていましたが,まさか2駅もできるとは思いませんでした。
上の2つの駅の予定はいずれも,区画整理などの開発を行っており,たしかに駅ができるとそこを中心にして人が集まりそうです。また,来年廃止される西鉄宮地岳線西鉄新宮以北にある駅の所在地とほぼ重なってくるため,廃止の対策ともとれます。上府駅は,新宮町にはじめてできるJRの駅となります。