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Konstanz als Heimatstadt

小久保選手復帰へ

巨人からフリーエージェント(FA)宣言した小久保裕紀内野手(35)は9日,獲得に名乗りを上げた古巣ソフトバンクと,同球団の王貞治監督を交えて東京都内のホテルで入団交渉に臨み,「前向きに考えて決断したい」などと語り,ソフトバンクへの復帰が確実な情勢となった。
交渉には王監督のほか,ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行,竹内孝規球団常務,角田雅司球団代表が出席。「4年契約で年俸総額12億円プラス出来高払い」の条件が提示され,ソフトバンク時代に小久保が付けていた背番号「9」をそのまま空けて用意していることも伝えられた。
今夏に胃がんの手術を受けた王監督に「また一緒にやろう」と声を掛けられた小久保は,「体力の回復に努めていらっしゃる時に直々に足を運んでいただいた。僕の人生において非常に影響力の強い方。グッとくるものがあった。気持ちは固まっていると思ってもらってもいい」と話した。
王監督は「絶対来てくれるだろうと思っている」と手応え十分の様子。その上で「彼はリーダーの資格を十分持っている。松中と2人で競い合って,互いに成績と選手寿命を延ばしてほしい」と言葉に力を込めた。
小久保は7日に巨人との残留交渉に臨んだが,態度を保留した。 

時事通信の昨日付記事からです。3年前の巨人への突然の移籍は福岡のファンに大きな衝撃を与えました。かつての主力選手がメジャーに行ってしまう中で,またこちらに戻ってきてくれるのは大変心強いことです。