ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

夏課外もクールビズ

夏休みの補講授業が始まった八幡西区の県立北筑高校(本田和人校長,987人)で,生徒たちが思い思いの私服で授業を受けている。学校側が,「夏場の制服は暑苦しい」という生徒の声を聞き入れ,18日から25日までの期間限定で認めた。私服登校は県内の県立高では初めての試み。
同校は17日に1学期の終業式があった。学校側は,「高校生らしい私服を選ぶことで自主性を養うとともに,クールビズを実践して勉強に集中してもらおう」として,私服を解禁した。
補講授業は全生徒が対象。初日は1割弱の約70人が,制服姿にまじって黄色や緑のしま模様が入るなどした私服で登校,英語や国語などの授業を受けていた。白いポロシャツ姿の3年水田賢作君(18)は「初めての経験でちょっぴり恥ずかしかったが,涼しくて気持ちよく勉強ができた」と満足していた。
本田校長は「様子見をしているらしく初日は少なかったが,もっと私服登校が増えると思う」と話している。

読売新聞の昨日付記事(地域面)に出ていました。福岡県内の県立高校の多くは8月初旬まで(長い設定のところではお盆の直前まで)課外授業が入っており,部活生はとくに「夏休み」の実感がないまま暑い日が過ぎてしまいます。その点,私服で来てもよいということになると,気分だけはなんとなくゆったりとし,休みの実感が出てくるのかもしれません。
個人的には,(少なくとも我々の時代には)最もこういうことをしそうになかった学校が先陣を切ったことに驚いています。