台風5号は3日午前1時過ぎ，山口県宇部市付近に再上陸した後，中国地方を北上し，日本海に抜けた。
気象庁によると，台風5号は同日午前4時現在，山口県萩市沖の日本海を時速30キロで北に進んでいる。中心気圧は990ヘクト・パスカル，中心付近の最大風速は25メートルで，風速25メートル以上の暴風域はない。今後，日本海を北東に進む見込み。
4日午前6時までの24時間に予想される雨量は，多い所で東海地方・四国地方太平洋側で150ミリ，甲信地方・近畿地方南部で120ミリ，四国地方瀬戸内側で100ミリとなっている。
読売新聞の今日付記事からです。7月中旬，8月下旬と台風がすぐそばを続けて通った年はこれまでほとんどなかったような気がします。今回の台風は規模が小さいながらも，近づくと強力な雨と風で，強風域となった現在でもかなり雨が降っています。一般に台風の進路の東側はあまり影響を受けませんが，今回は東側にも強い雨雲があったために，かなりの威力を感じました。
