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Konstanz als Heimatstadt

ICカードで新幹線

JR東日本,西日本,東海の3社は21日,来年3月から始める東海道新幹線(東京−新大阪間)のチケットレスサービスで,割引運賃を導入すると発表した。有料会員制サービス(年会費1050円)に登録し予約すると,専用ICカードで改札を通れるうえ,運賃が7〜8%割り引かれる。
専用ICカードによる割引運賃は,東京−新大阪間が通常より1050円安い1万3000円。最も安くなるのは東京−米原間(1160円)。ただし,運賃制度の変更に伴い,新幹線に乗る駅までの運賃が別途必要な場合もでてくる。サービスは3月29日から始め,09年夏以降,山陽新幹線(新大阪−博多)でも利用できる。
また,東のモバイルSuica(スイカ)の利用者が有料会員制サービスに登録すると,専用ICカードでなく,携帯で同じサービスを受けられる。【辻本貴洋】

毎日新聞の昨日付記事からです。Suicaなどとは違う有料の会員制のしくみとして導入されるようです。値引きが1000円を超えるとなるとかなりお得な印象がありますが,在来線部分の運賃計算がどうなるかによっては,既存の割引切符とあまり変わらなくなってくるのかもしれません。

同時期に発表されたJR九州の3月ダイヤ改正の概要によると,のぞみとの連携ダイヤを意識したものになるようです。最近は少しは改善されていますが,JR同士でも会社が違うと全くダイヤ連携を意識しておらず,特に優等列車以外の乗り換えに不便が生じていました。
現在発表されている内容は概要にとどまっているので,それ以外の部分については実際にどのようなダイヤ改正になるのかはよく分かりません。福岡県北部で関係ありそうな内容としては,

の2つでした。後者は,もともと「筑前新宮」という名称にもかかわらず実は福岡市東区に所在しているという状態であったため,改称した方が実態に合っているのかもしれません。その分,次の駅(九産大前)との区別がつきにくくなって旅行者には混乱を招く可能性はあります。