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Konstanz als Heimatstadt

北九州市45周年

北九州市制45周年記念式典が10日,小倉北区室町の北九州芸術劇場であった。市民ら約1000人が出席し,1963年に5市合併で発足した北九州市の歩みを振り返るとともに,市の発展を誓った。
北橋健治市長は今年のまちづくりのテーマに「元気発進!北九州」を掲げたことを紹介。「自信と誇り,街を愛する心,そして夢と希望を持ちながら暮らせる北九州市をつくるため,今日から市民の皆様と一緒に力強く,元気よく歩んでいく」とあいさつした。
また,式典では今年の北九州市表彰の表彰式も行われた。66年の表彰制度創設以来3人目となる「特別功労」には元市長の谷伍平さん(故人),同7人目の「栄誉功労」には市出身の漫画家松本零士さん(70)が選ばれた。
67年から5期20年間にわたって市長を務めた谷さんは,下水道などの基盤整備を進め,都市の基礎を築いた功績が評価された。
銀河鉄道999」などの作品で知られる松本さんは,市が進める「漫画ミュージアム(仮称)」の開設準備などに携わっており,市の魅力発信と文化創造に寄与したと評された。
この日,松本さんは「小倉で育ったこと,友人に恵まれたことに感謝している。街中のありとあらゆる環境に励まされたことを肝に銘じ,生涯をかけて仕事を続けていく」と謝辞を述べた。

読売新聞の昨日付記事からです。つい先日40周年だと思っていたら,もう45周年になっていて驚きました。経過した年数の割に,ひとつの街としての一体感がなお希薄なのは,やはり分散投資によるまちづくりの時代が長かったからなのでしょうか。