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Konstanz als Heimatstadt

14年間

ありがとう王監督―。今季限りの勇退を明らかにしたプロ野球福岡ソフトバンクホークス王貞治監督(68)は24日,本拠地・ヤフードーム(福岡市)でオリックス戦に臨んだ。今季最後のホームゲーム。名将の雄姿を見届けようと,スタンドは3万5000人を超える観衆で埋まった。
試合は1―4で敗れたが,セレモニーでは,一,二軍の選手とスタッフがグラウンドに整列。マイクに向かった王監督は,「来季は,新生ホークスの若い力が大きく花開く年になると信じる。今まで以上に力強く応援していただきたい」と目を潤ませながら,ファンに感謝の言葉を述べた。
ヤフードームを後にする王監督は「(ここには)思い出がたくさんあってね。でも,14年も生活するとは思わなかった。思い残すことはない」としみじみと語った。

読売新聞の今日付記事からです。ついに王監督勇退することになりました。今年のここ最近は不甲斐ない戦いになっていることはこちらから見ていても分かりました。もともとラストイヤーだと位置づけていたので,どのような結果でもこの決断に至ったのかもしれません。
14年前というと,ホークスを応援する人はまだそれほど多くなく,むしろ珍しいと思われていました(歴史的経緯から当時はまだ西武ライオンズファンの方が目立っていたような気がします)。ホークスファンを増やし,地域にホークスを根付かせた最大の立役者が去ることは,一つの時代の区切りを感じさせます。本当にお疲れ様でした。