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Konstanz als Heimatstadt

黒崎バイパス部分開通

八幡西区陣原八幡東区西本町を結ぶ国道3号黒崎バイパス(自動車専用道路,全長5・8キロ)のうち,陣原ランプ〜黒崎北ランプの2・9キロ区間が25日,部分開通した。関係者が出席し,開通式典があった。
八幡東区東田の北九州イノベーションギャラリーで開かれた式典で,北橋健治市長は「黒崎,八幡地区の交通渋滞解消を目指す黒崎バイパスは,副都心・黒崎のまちづくりに必要不可欠な道路。本日の開通が,全線開通への弾みになると期待します」とあいさつした。
この後,会場を黒崎北ランプに移して,はさみ入れがあった。地元の熊西保育園マーチング鼓隊14人が「銀河鉄道999」などのマーチを演奏し,来賓らとテープカットした。
午後3時から一般車両の通行が始まったが,部分開通により陣原〜西本町間の所要時間は従来の約24分から約13分短縮され,約11分になるという。当面は本来の片側2車線ではなく,片側1車線の供用。

毎日新聞の今日付記事からです。ようやく黒崎バイパスの部分開通が実現しました。集中的な工事のモデル事業で,道路工事としては比較的早く開通したと言えると思いますが,当初の予定からすると半年以上の遅れになり,開通が渡独の後になりました。
黒崎北から西本町まではすでにバイパスと並行して走る予定の側道が開通しているため,バイパス本体の開通を待たなくても,八幡駅からJRの北側を通って陣原まで通り抜けることが可能になります。おそらくラッシュ時の状態が少し改善されるのではないかと思います。
黒崎バイパスの具体的な建設の話が話題にのぼってから相当の歳月が経ち,街を取り巻く状況も大きく変わりました。バイパスが全面開通するころにはバイパスの必要性がなくなっていた...ということにならないような市街地活性化策が求められているように思われます。