JR九州は25日，来年2月からICカード乗車券「SUGOCA（スゴカ）」でポイントサービスを始めると発表した。また，九州新幹線の全線開通を見据え，11年春からスゴカとJR西日本の「ICOCA（イコカ）」の相互利用サービスを始める。
スゴカの新サービスは運賃の1%分のポイントが付き，新たな運賃や買い物にも使える。鉄道運賃に一律でポイントを付与するのはJRグループでは初の取り組み。
たまったポイントは1ポイントを1円換算で交換できるようにする。来年2月のスタート後，3〜4カ月は「スタートキャンペーン」として3%分のポイントを付与する。
九州のICカード乗車券では，西日本鉄道の「nimoca（ニモカ）」，福岡市交通局の「はやかけん」が既にポイントサービスを実施しており，来春からはスゴカ，ニモカ，はやかけんと，JR東日本の「Suica（スイカ）」との相互利用が始まる。
11年春にスゴカと相互利用を始めるイコカは，近畿圏や岡山・広島地域が利用可能エリア。それぞれの加盟店で電子マネーも使えるようになる。【桐山友一】
毎日新聞の昨日付記事からです。JR関連の電子マネーで運賃ポイントがつくのは初めてのことで，かなり驚きました。またnimocaとはやかけん，さらにSuicaとの相互利用は以前から決まっていましたが，ICOCAとも相互乗り入れすることになると，SUGOCAの利便性は思ったより高まりそうです。
あとは，nimocaなどとの相互利用でポイントも相互に利用できればよいのですが...。
