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Konstanz als Heimatstadt

2つの季節

ドイツではイースターの時期を迎えています。今日(Karfreitag)と月曜日(Ostermomngag)は祝日です。今週はイースターの週なので学校(大学を除く)もほとんど休みになっており,休暇のムードが漂っています。
今日から屋外プールがオープン(Bodenseethermeのホームページより)
イースターは満月との関係で毎年その日付が変わるため,3月下旬から4月下旬までのどこかに設定されます。昨年は今年と比べると1週間遅く,イースターを迎える前後にちょうど春がやってきていました。他方で今年は,1週間早いという設定を差し引いても,まだかなり寒いイースターです。昨日は2度でしたし,今朝も0度まで気温が下がっています。しかしイースターが春(実は「夏」)の訪れだというドイツ人の考え方がよく表れているのが,屋外プールのオープン時期です。コンスタンツではなんと今日から屋外プールがオープンします。
バーデン・ビュルテンベルク州では,イースターとの関係で夏学期の開始日が決まっているそうです(イースター休暇明けの次の週から)。今年はそのため4月12日から学期が始まります(これも昨年より1週間早いです)。ただこの方式だと困るのが来年だそうで(来年のイースターは4月24日です),来年は授業期間を7月中に終わらせるためにイースター前からの設定にせざるを得ないだろうといわれています。
ドイツに住んでみて分かるのは,ドイツには明確な四季はなく,むしろ夏と冬の2つの季節しかないということです。もちろん花が咲き乱れる時期としての春や,落葉が見られる秋はあるにはありますが,とても短い上に,年によってはそれがあるのかないのか分からないくらいに気温の変動が激しいと言えます。2月であろうと気温が10度を超えれば半袖のTシャツを着てしまうドイツ人の気持ちが,最近少し分かってきました。