冬型の気圧配置が強まり九州は15日，各地で雪が降り，交通も乱れた。福岡管区気象台によると17日まで大雪の恐れがある。大学入試センター試験2日目の16日は，この冬一番の寒さになる可能性がある。
気象台によると，15日夜には九州上空約1500メートルに氷点下15度以下の寒気が流れ込んだ。16日は北部を中心に最高気温が3度以下の厳しい寒さになりそう。雪と強い風で，道路や水道管が凍結する恐れもある。
16日夕までの九州各県の24時間降雪量の予想は，多い所で福岡，佐賀，大分が山地で10センチ，平地は5センチ，長崎と熊本が山地で5センチ，宮崎と鹿児島は山地で5−2センチ。
15日は積雪のため，大分自動車道の大分−日田が通行止めになり，福岡と大分方面を結ぶ高速バスも運休した。JR筑肥線も強風の影響で一時運行を見合わせた。
しんしんと冷え込むなか，JR九州の職員は15日夕，凍結を防ぐために線路をカンテラで温めていた。
西日本新聞の今日付記事からです。昨日の午後から雪が舞い始め，気温も昨夜には0度，今朝は八幡で-3度になっています。八幡でここまで下がったのはあまり記憶にありません。現在のコンスタンツが5度で，これほど気温が逆転したこともなかったと思います。欧州の寒気は最近緩んでいて，逆にこちらが寒くなっているようです。
