42年ぶり
第83回選抜高校野球大会9日目の31日,九州国際大付は準々決勝で北海(北海道)と対戦し,5―4で接戦を制して,初のベスト4入りを果たした。県勢の選抜4強は1969年の博多工以来,42年ぶり。3度同点に追い付かれたが,エース三好匠が粘りの投球で勝ち越しを許さず,打線も応えた。選抜初勝利から快進撃が続くチームは,この日の加古川北(兵庫)戦で快勝した日大三(東京)と,2日の準決勝で激突する。
九州国際大付の打線は4番の高城俊人が5打席すべてで安打を放つなど,好調を維持。一回二死二塁,高城の適時打で先制し,同点で迎えた五回には,二死一,二塁で再び高城が右前適時打を放ち勝ち越し。三度(みたび)追い付かれた後の八回は,花田駿がソロ本塁打を右翼席に運ぶと,二死二塁からも適時打が出て,この試合で初めて2点をリードした。
三好は8安打を打たれながら,致命的な決定打を許さなかった。九回には一死一,三塁から左前適時打を浴びて1点差に詰め寄られたが,冷静に後続を打ち取り,3試合連続で完投勝利を果たした。
若生正広監督は「接戦になるとは予想していた。先制できたのが大きかった」と,ナインを評価した。
読売新聞の今日付記事からです。昨日の試合は接戦となりましたが,勝ち上がって遂に四強入りしました。この先も強豪との対戦となりますが,選抜では初の福岡県勢優勝を目指して頑張ってください!