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Konstanz als Heimatstadt

黒崎バイパス開通

建設工事中だった北九州市八幡西区黒崎地区の国道3号黒崎バイパスの「前田ランプ−黒崎北ランプ」など一部区間(計2・9キロ)が今月30日に開通するのを記念して24日,バイパスの一部を開放した「開通記念ウオーク」があり,約700人が参加した。
黒崎バイパスは,国道3号の常態化した渋滞を解消しようと整備が進められていた。2012年度中には全線開通し,従来に比べて約18分の時間短縮が見込まれるほか,北九州都市高速ともつながる予定になっている。
この日は,記念ウオークのために道路の外側に並ぶ防音壁の一部が外され,参加者は外の風景を楽しみながら一度きりのウオーキングを楽しんでいた。家族連れで参加した同区千代ケ崎3丁目の会社員副田美沙さん(35)は「思ったよりも広くて,景色もきれいでした」と話した。

黒崎バイパス開通部分(黒崎北〜前田)
西日本新聞の先月25日付記事からです。黒崎バイパスの黒崎北から先の部分は公示が続いていましたが,3月末に前田までが開通し,JR北側の交通の便がよくなりました。同時に皇后崎出入口も開業し,本城・若松方面からのアクセスも便利になりました。
中学生の頃に黒崎バイパスの話が具体化してから実際に開通するまでに20年の年月が経ったことに驚くとともに,黒崎再開発の条件と言われた九州厚生年金病院の移転と黒崎バイパスの開通が果たされた現段階において再開発する魅力と余力が黒崎から失われつつあることにある種の虚しさを感じます。