ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

Adee!


約半年にわたるドイツ滞在が終わりました。前回の長期滞在の時には,ドイツの変わらない日常生活と風景に驚かされ,変化の激しい日本社会と対照的と感じていました。しかし,5年経過して同じ町に滞在すると,変わらないところと変わっているところの双方に気がつき,ドイツ社会の動態的な要素の方が今回目立ちました。
滞在の前半ではギリシャの危機が,後半では難民の問題がドイツ社会を大きく揺るがしていました。いずれもEUという枠組が深くかかわる一方で,国家がどのような機能を現に果たし,あるいは果たすべきと考えられているのかがよく分かるケースでした。さまざまな立場のドイツ人とこの問題について議論できたのは幸いでした。
すでにコンスタンツへのホームシックに襲われていますが(苦笑),また訪れる機会を楽しみに日本での日々を過ごしたいと思います。