交通バリアフリー法への対応で駅へのエレベーター設置を進めているJR九州ですが，ようやく黒崎駅にもまもなくエレベーターが1・2番ホームに設置されます。
筑豊本線用（福北ゆたか線）のホームである3・4番線については以前からエレベータが設置されていましたが，利用客の多い1・2番線は後回しとなっていました。設置工事は昨年（2003年）秋ごろから始まり，今年の春に終了する予定です。折尾側の階段をいったん取り壊した後，エレベータ部分に必要な幅だけ通路を広げた新階段が設置されています。現在は新階段は利用可能ですが，エレベータはまだ利用できません。
この工事にあわせて黒崎駅のホームをかさ上げし，車いす等を利用しても楽に電車に乗れるようにする工事も行われています。ペデストリアンデッキにエレベータが設置されて15年以上たち，ようやく電車まで車いすで比較的楽に乗り込める環境が実現しそうです。
※追記（3/10）
かさ上げ工事はほぼ終了しつつあり，エレベーターもおそらくダイヤ改正（3/13）にあわせて使えるようになると思われます。エレベータの奥に見えるのは待合室です。香椎駅に続き黒崎駅でも透明ガラスの待合室ができそうです。
