小倉そごうの閉店，小倉玉屋の閉店と暗いニュースが続いた小倉駅前のビルに，2月10日，小倉伊勢丹がオープンしました。
小倉伊勢丹が入っているのは地下1階から地上6階までで，その上は専門店街（I'm）となっています。レストラン街があるのは専門店街だけなので，伊勢丹で食料品を扱うのは地下のみになっています。地下には専門店街も一部入っています。
店内の雰囲気はそごう時代・玉屋時代とは全く異なっており，どちらかというと若年層をターゲットにした店作りをしている印象を受けました。久しぶりに北九州圏以外から客が呼べる大規模店舗ができたのではないかと思います。
昨年（2003年）春のリバーウォーク北九州の開業で，小倉都市圏では小倉駅・西小倉駅間での回遊ルートが確立されました。小倉駅北口側にある商業施設も含めれば，小倉周辺の商業施設規模はここ数年でかなり大規模になりました。さらに伊勢丹開業とほぼ同時期に，西小倉駅前にヤマダ電機小倉本店も開業となっています（こちらは従来からある郊外店舗に比べればさほど大きくありません）。
都心の充実で気になるのは副都心の方ですが，こちらは黒崎井筒屋とクエスト黒崎以外は集客力のある施設がない状態が続いています。先日久しぶりに商店街を歩いてみましたが，空き店舗のあまりの多さにびっくりしました。
