ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

地震...さらに怖い話

3月20日福岡県西方沖地震から早くも3ヶ月が経過しました。最近ではようやく余震も落ち着いてきました(2,3日前に一度ありましたが)。当初は警固断層とは違うと言われていた地震でしたが,最近では警固断層の延長だとの説が強くなってきています。さらに,2日前の新聞には「海の中道断層」が活断層だったという記事が出ていました。九州大学海の中道断層と警固断層の中間にあり,地震のリスクはかなり高いことがわかってきました。僕が住んでいる北九州市は岩盤が固いことから地震には比較的強いらしいのですが,九州大学のある福岡市の海岸部は砂質の土地が多いので,より揺れることになるのだそうです。元岡(伊都キャンパス)の地盤がどうなのか,よくわかりませんが,地震を避けるためなら北九州市の学術研究都市(折尾)に移転した方がよいのではないかという気もします。
最近,関東では連続地震が起きたり,また昨日の新聞には東北地方での震度4クラスの地震でも相当に高い津波が襲ってくるかもしれないという話が出たりと,地震列島日本に関する恐ろしい話は尽きません。dpiさんのようにフランスに避難するのが最もよいのかもしれませんね。

(コメント)

dpi フランスも永住するわけじゃないですからね〜。ちなみに僕の実家は静岡ですが、東海地震が明日起こってもおかしくないと言われ続けて20数年経つうちに、先に阪神や新潟で起こってしまったわけです。起こらないに越したことはないですが、いつか起こるものなら万全の備えをしておきたいですよね。「防災法」も行政法の参照領域ですから(笑)。

paco_q コメントありがとうございます。東海地震もさることながら東南海・南海地震もけっこう可能性が高まっているらしいですね。トヨタ自動車が最近福岡シフトしているのはそういう事情らしいのですが,そうやっているそばからこの前の地震ですから,皮肉なものです。「防災法」も地震予知の「科学技術法」も重要な参照領域ですので,行政法からも積極的にアプローチしないといけませんね。