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Konstanz als Heimatstadt

五輪本気度の顛末

2016年以降の夏季五輪招致を目指す福岡市の山崎広太郎市長が,同様の意向を示す札幌市について「やる気がない」と発言したことに関し,上田文雄札幌市長あてに謝罪文を出していたことが17日明らかになった。
山崎市長は札幌市が五輪経費を総額約1兆8000億円と試算したことに関連して,15日の記者会見で福岡市が負担分を1000億円に抑制する計画で進めていると説明した上で,札幌市の試算内容を正確に把握しないまま「(札幌市は)やる気がないからだ」と発言した。
実際には,試算額のうち札幌市の負担分は約2500億円。札幌市側から問い合わせがあり,福岡市側は「市長が数字を誤解した」と説明。

共同通信の昨日付記事からです。関連エントリをちょうど書いていたこともあり,複数の方から情報提供いただきました(ありがとうございました)。
たしかに10倍以上の開きはいくら何でもおかしいと思っていましたが,まさかこんなことだったとは…。他市のことを批判する以上は,少なくとも情報を正確に把握している必要がありますね…。