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Konstanz als Heimatstadt

スターフライヤー共同運行へ

北九州―羽田線を運航する航空会社スターフライヤーは,全日空との共同運航を6月から始める方針を明らかにした。スター社便に全日空の便名も付けて,座席数の25%を上限に全日空が買い取る。スター社は実質開業初年度の06年度が約20億円の経常赤字となる見通しで,提携による収益改善を期待している。
共同運航するのは,スター社が運航する11往復のうち,早朝深夜便の一部をのぞく大半の便。両社の便を乗り継ぐ際,航空券の購入や搭乗手続きも一度にできるようにする方向だ。スター社は「知名度の低い首都圏での需要取り込みが期待できる」(幹部)としている。一方,同路線に就航していない全日空側には,低コストで路線網を増やせる利点がある。

朝日新聞の昨日付記事からです。運行開始当初から噂されていたことではありましたが,ようやくスターフライヤー全日空との共同運行が実現します。開港1年を経て,採算ラインとされる6割の搭乗率を悠々達成するという事態にならなかったことが,おそらくはこの決断の背景にあると思われます。共同運行便については全日空の予約システムで予約が可能となるので,北九州空港を利用する際の大きなバリアがひとつ取り除かれることになります。あとは空港アクセスの問題だけになりました。