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Konstanz als Heimatstadt

田川バイパス

◇麻生外相「地域の新しい息吹期待」
国道201号飯塚庄内田川バイパス(9・7キロ)の烏尾トンネル(仮称)の貫通式が6日,飯塚市多田の同トンネル坑内であった。今後,トンネルは舗装などの仕上げ工事があり,来年度にはバイパスが全線開通する見通し。
トンネルは飯塚市糸田町田川市を結び,延長1・54キロ,幅10・5メートル(2車線)。05年12月に着工し,総事業費は約25億円。
貫通式には,麻生太郎外相や山本幸三武田良太衆院議員らも出席,発破の後,飯塚市田川市の両側から関係者が通り初め。あいさつで麻生外相は「夢だったトンネルが貫通したことは大きな喜び。地域に新しい息吹を吹き込んでくれると期待している」と述べた。その後,乾杯をして祝った。
飯塚庄内田川バイパスは八木山バイパス入り口(飯塚市弁分)から同市有安まで6・2キロが暫定2車線で開通している。現在は,烏尾トンネルを含む同市有安から田川市弓削田までの3・5キロを整備中で,来年度には暫定2車線で開通する見通しだ。総事業費は680億円で,全線開通すると福岡市―田川市間(八木山バイパス使用)の所用時間が1時間から40分に短縮される。〔筑豊版〕

毎日新聞の昨日付記事からです。福岡から筑豊地域へのアクセスをよくするために以前から工事が進んでいましたが,ようやく全線開通の目処がたったようです。飯塚から田川まではほぼ片側2車線が現在でも準備されていますが,一部に1車線区間があったり,峠道(関の山)の勾配・カーブが急だったりして,運転しにくい区間と言えます。新しいバイパスが通ることで,田川までの所要時間がかなり短縮されそうです。