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Konstanz als Heimatstadt

新たな運営主体?

北九州市八幡西区陣原の市有地にある複合商業施設「エコ・フレンドリータウン」の運営会社が経営破たんし,市が借地料などを回収できなくなっている問題で,この運営会社が所有する商業棟3棟を熊本市の不動産会社「ソニアプランナーズ」(松島正信社長)が購入することが明らかになった。運営会社の破産管財人とソ社は27日にも売買手続きに入る。
関係者によると,この3棟はエコ・フレンドリータウンの中核施設で,それぞれ鉄骨平屋約2600平方メートル。100円ショップや歯科医院,美容室などが営業を続けている。契約金額は3棟で数千万円という。
運営会社は昨年10月,福岡地裁小倉支部から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人は今月25日,ソ社に対する売却許可決定を同支部に申し立て,翌26日に認められた。
破産管財人は,運営会社が結んだ市有地の定期借地契約(2016年3月まで)を引き継ぐ条件で,施設の売却先を探していた。このため,ソ社は少なくとも3棟分計約8900平方メートルの借地料を支払うとみられる。
市の未収金は,破産手続き開始を申し立てた時点で約8500万円で,その後も借地料は毎月発生。今月末で約1億5000万円(延滞料を含む)に上るとみられる。
民間信用調査会社によると,ソ社は1999年5月に設立され,資本金は1000万円。不動産事業が主体で,今年4月期の売上高は約11億円。

読売新聞の今朝の朝刊に出ていました。昨年の破綻のあとキーテナントの浴場施設は営業していないままの状態でしたが,ようやく新しい引受先が見つかりそうです。コムシティについても新しい運営主体への移行手続が進んでいるようで,ようやく2つの破綻問題に決着がつきそうです。