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Konstanz als Heimatstadt

再び店舗過剰?

北九州市は4日開かれた市議会本会議で,商業用フロアが閉鎖されている八幡西区・JR黒崎駅前の複合商業ビル「コムシティ」について,商業施設として,早ければ今年秋の再オープンが見込めることを明らかにした。一般質問で,木下一也・建築都市局長が西豊磨議員(公明党)に答えた。
答弁によると,商業用フロアを購入した「沖創建設」(那覇市)が昨年12月,筑紫野市などで大型商業施設「シュロアモール」を開発した不動産会社「ユニディオコーポレーション」(東京)と提携。生活雑貨などのテナント選定を進めており,遅くとも2009年春までに再オープンする見通しという。
また,答弁では,黒崎駅の約1キロ南にある三菱化学社宅跡地の「新集客ゾーン」に出店を表明しているイオングループの商業施設が,09年3月のオープンを予定していることも明らかにされた。一方,同様に同ゾーンへの進出を発表した「野村不動産」(東京)の商業施設については,同社からの報告を引用する形で「交通処理の問題などで事業計画を見直しており,開業時期は未定」とした。
木下局長は市としての対応について「黒崎地区全体の集客力,回遊性の向上につながるよう開発業者に要請している」と述べた。

読売新聞の昨日朝刊(地域面)に出ていました。来年春には大型の店舗が駅から1キロ圏に複数できるようです。それぞれは歓迎すべきことですが,「コムシティ」のオープンと黒崎井筒屋の移転オープンが重なったことがコムシティの躓きの原因であったことを考えると,テナントの選定などでかなりの工夫が必要のような気もします。