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Konstanz als Heimatstadt

ダイキ進出

ホームセンター業界売り上げ全国一の「DCMJapanホールディングス」(東京都品川区)傘下の「ダイキ」(松山市)が早ければ来年初めにも,八幡西区の黒崎副都心に進出する見通しになった。折しもイオングループが,道を隔てた敷地で来年3月をめどに進出すると市議会で先月報告されたばかり。長年更地や駐車場として使われ,閑散としていた「副都心」のにぎわいに期待がかかる。
もともとこの土地は,旧北九州プリンスホテルの付属施設用地5区画(5.5ヘクタール)の中核部分。経営難にあえいだ同ホテルが営業譲渡された後に野村不動産へ売却されていた。関係者によると,3月27日に野村不動産からダイキに所有権が移った。
DCMの2月期の売上高は3958億円で業界第1位。32都道府県で453店を出しているが,九州は手付かずだった。ダイキは3月,熊本県を拠点とする「ホームセンターサンコー」(熊本市,19店)を6月に子会社化すると発表しており,黒崎副都心への進出と合わせ,九州全域に拡大を図る狙いがあるとみられる。
北九州市建築都市局の小田昭裕・中心市街地活性化担当部長は「空き地のままになっているよりはるかにいい。進出が地域活性化に役立つものになってほしい」と語った。【平元英治】

出店予定地
毎日新聞の昨日付記事からです。イオンとは別に出店する可能性があるとされた土地への出店はダイキが行うことになったようです。現在は空き地の部分に店が出るのはよいことなのですが,いくつか心配なこともあります。
1つは最近ホームセンターが黒崎周辺に次々とできており,ここに再びホームセンターができることになると,供給過剰になるのではないかということです。もう1つは,イオンも含め,予定地域は駅からの距離が少しあり,また駅からゆるやかな坂道にもなっているので,バスなどの利便性を高めなければ,車の利用客以外は不便に感じられるのではないかということです。
撤退ばかりが続いていた地域だけに,新規出店は歓迎されるのですが,今後どのような発展方策を描いていくかもまた大きな課題と言えそうです。