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Konstanz als Heimatstadt

定期券入れの変化

西日本鉄道(福岡市)が5月18日にIC乗車券のサービスを開始するなど,福岡でもIC乗車券導入が本格化するのを前に,ICカード対応の財布や定期入れが市内の店頭にお目見えした。
ICカードは,財布や定期入れに入れたままで使えるが,複数枚入れておくと,的確な情報が読み取れず誤作動になりがちだという。このため,磁気を遮断するシートを使用。定期入れは使う側をかざせば利用でき,財布は「通信ポケット」に使うカードを入れれば反応する。通常より1000円−2000円程度高めという。
関東や関西などIC乗車券が普及している地域では既に発売,利用されているが,福岡では西鉄の「nimoca(ニモカ)」に続き,2009年春には福岡市交通局が「はやかけん」,JR九州が「SUGOCA(スゴカ)」を導入予定。岩田屋(福岡市)の売り場担当者は「まだあまり反応はないが,導入されれば皆さんも実感が出てくるだろう」と期待している。

西日本新聞の昨日付記事からです。北部九州地域で自動改札機が導入されるまでは,定期入れは通常のカードケースとあまり変わらないデザインでした。しかし数年前に自動改札機が普及してからは,定期券を取り出しやすいように取り出し口がついたタイプがだんだん使われるようになってきていました。
間もなく登場するICカード型の定期券に対応して,今度は重ねて入れても大丈夫な加工がなされているタイプが広まりそうです。自動改札になってからは定期券の取り出しと収納に時間がかかっていましたが,ICカード型の定期券になるとそういった手間なしに改札を通過することができそうです。