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Konstanz als Heimatstadt

蜂?

飲み残しのコップに入ってきたWespe
コンスタンツの町中でも郊外にある大学でも,屋外で食べたり飲んだりしていると必ず寄ってくるのがこの写真の昆虫です。最初は蜂だと思っていましたが,日本の蜂とは少し違うそうです。
ドイツ語でdie Wespeと呼ばれるこの蜂は,辞書に寄れば「スズメバチ科の昆虫」(大独和辞典)「スズメバチ」(クラウン独和)となっています。花よりもむしろ甘い物に寄ってくるようで,ジュース・食べ物・お菓子・パン...場合によっては寿司にも近づいてきます。
町のパン屋さん(Bäckerei)にもショーケースの中にまでこのWespeが入って飛び回っていることがほとんどですが,日本と大きく違うのは,虫が直前までのっていたパンをそのまま売ってしまうこと,それに対して客も何も言わないことです。ドイツ人と日本人は共通する気質も多いように見えますが,「生野菜を洗わない」「傘をささない」そしてこの「Wespeへの寛容」はかなり大きな違いのように感じました。