ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

大雨の季節

梅雨前線の活動が活発になる影響で九州北部,中国地方で29日昼前から30日にかけて雷を伴った1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨が降り,大雨になる見込み。気象庁は,土砂災害や河川の増水,落雷,竜巻などへの注意を呼びかけている。
気象庁によると,30日午前6時までの24時間に予想される雨量は,いずれも多い所で九州北部地方,中国地方とも200ミリを予想している。梅雨前線の活動はその後も引き続き活発なことが予測されるという。

毎日新聞の今日付記事からです。


今年は少雨傾向が続いていた北部九州ですが,ようやく梅雨本番の雨の降り方になってきているようです。
今日6月29日は忘れることができない日の一つです。10年前の今日,福岡で短時間の集中豪雨(時間雨量が場所によって90ミリを超える)が発生しました。御笠川が氾濫し,博多駅の地下街では水没のため亡くなった方もおられました。
雨を避けるためその日は途中からバスに乗りましたが,バスの中から見ていると,バイクがボートのように見えていたことが思い出されます。理系キャンパスよりも土地が低い文系キャンパスはほとんど水浸しで,噴水の池とまわりとの区別がほとんどできませんでした。この豪雨の中でもゼミや授業のほとんどが通常通り開講されていたことも今となっては懐かしい思い出です。
今日の雨も随分激しいものとなりそうです。10年前のような大きな被害を出すものとならないとよいのですが...。