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Konstanz als Heimatstadt

LoveFM事業譲渡へ

天神エフエム株式会社は,株式会社九州国際エフエムとの間で,同社の超短波放送事業(以下「ラブエフエム」)を吸収分割して承継するための「吸収分割契約書」を締結し,本日開催の株主総会において承認されました。今後速やかに総務省へ放送免許の承継申請を行い,平成23年1月1日付けでの放送の承継を目指します。
なお,当該免許承継の認可を受けた場合は,平成22年12月31日をもって,周波数77.7Mhz にて現在放送中のコミュニティエフエムの放送を終了する予定です。

西鉄(天神FM)の昨日付プレスリリースからです。北部九州を放送エリアとしている外国語FM放送であるLoveFMは,1997年の開局以来,13年の歴史を持っています。しかし経済不況の影響などで経営が悪化していたようであり,来年1月から天神FMが事業を引き継ぐ方向となったようです。
外国語FM放送といえば,愛知県の愛知国際放送Radio-i)が今年9月末で停波になってしまっています。聴取者層が限られている外国語FM放送だけではなく,普通のFM放送もここのところ,Cross-FMKiss-FMなど,事業譲渡が続いています。県単位で放送局を設置することを原則としている現在の放送行政のあり方を見直す時期に来ているのではないかとも思います。