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Konstanz als Heimatstadt

新しくなった図書館

新たな書架

アスベスト問題で2010年秋から閉鎖されていたコンスタンツ大学の図書館が,昨年9月末に再オープンしました。前回の滞在には間に合いませんでしたが,今回は新しくなった図書館を利用することができています。
これまで法学部の部分だけはある程度利用できていましたが,グランドオープンに伴って,理系以外の学部の蔵書も基本的に図書館本体に戻って来ており,オーディオ・ビジュアル関係の資料を集めた視聴覚スペースやパソコンスペースも復活しています。以前になかったものとして,館内にSeezeitの運営するカフェができています。
もっとも,法学部の蔵書は2010年以前の状態にはまだ復元されておらず,4階部分の書架はほとんど空の状態です。法学部の蔵書を探すには,2階部分など従来は配架されていなかったところまで行かなければならない点はなお不便です。
図書館へのアクセスは,以前のように,それぞれの学部の建物から入ることだけが可能で,出るのは中央出口からだけとなっています。中央出口の位置は建物のC・D側に変更されており,以前は可能だったE側での上下の移動ができなくなっていました。中央出口には自動返却機が設けられ,いつでも返却することができるようになっています。また中央出口の館内部分には自動貸出機が3台設置されていますが,利用するためには予めPINナンバーを登録しておく必要があるようです。