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Konstanz als Heimatstadt

アイスコーヒー

ドイツのEiskaffee

ドイツのコーヒー消費量の多さは世界的にも有名です。北部ドイツではお茶の文化があるとはいえ,ドイツ全土でコーヒーは欠かすことのできない飲み物です。
日本では夏になるとアイスコーヒーがよく売れます。猛暑の今年も,アイスコーヒーがいろいろなところで売られていました。アイスコーヒーをドイツ語に直訳するとEiskaffeeですが,これは日本で言うアイスコーヒーではなくコーヒーフロート,つまり熱いコーヒー(エスプレッソ)の中にバニラアイスが浮かんでいるもの(たいていはさらに生クリーム(Sahne)が載っています)を指します。
日本風のアイスコーヒーを出す店は必ずしも多くありませんが,コンスタンツ大学のカフェでは,猛暑であった今年の夏からアイスコーヒーを出し始めています。その商品名はIced Kaffeeとなっており,Eiskaffeeではありません。
ドイツでは多くの地域で硬水のため,日本であればものすごく濃いはずのコーヒーの見た目をしていても,味はあまり出ていないことが多いです。こうした事情も手伝って,日本風のアイスコーヒーがこれまであまり売られてこなかったのだと思われます。大学のアイスコーヒーも,コーヒーの味はあまりせず,色だけはしっかりとコーヒーの色をしている飲み物でした。