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Konstanz als Heimatstadt

暑い! 熱い! ドイツ

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は3日,準々決勝2試合。ともに複数の優勝経験を持つアルゼンチンとドイツの対戦は,ドイツが4−0でアルゼンチンに完勝し4強に進出した。ドイツはこの後に対戦するパラグアイ対スペインの勝者と準決勝で対戦する。
前半はドイツがピッチ全体を使った連動性あふれるパス回しで主導権を握った。3分,セットプレーからミュラーのヘッドで早々に先制すると,以降も流れるような連続パスで局面を打開し,厚みのある攻撃から決定機を作った。アルゼンチンも,攻撃陣の個人技で対抗。メッシやテベスが執ようなマークをドリブルでかいくぐり,何度かゴール前まで迫ってシュートにつながる形を作った。しかし,最後の局面で精度を欠き,ドイツ1点リードのまま後半へ折り返した。
ドイツは後半23分クローゼがゴールを決め,リードを広げた。さらに29分にもフリードリヒが,44分にはクローゼがW杯個人通算14得点となるゴールを決め,試合を決定づけた。

毎日新聞の今日付記事からです。前半から押し気味に試合を進めていたドイツでしたが,まさか4-0の圧勝になるとは思いませんでした。
パーティー愛国主義(Party-Patriotismus)の象徴ともいうべき自動車用国旗(Autofahne)
今日は朝から町全体がそわそわしている感じでした。昼過ぎになると黒・赤・金の3色の服を着た人やフェイスペインティングした人たちが町中に溢れていました。ドイツ国旗をベースにしたファッションやフェイスペインティング,町に溢れるドイツ国旗はもはやドイツの日常の風景になってしまっています。南アフリカの試合会場には同国を訪問中のメルケル首相も駆けつけており,ここ最近の政治状況から解放されてチームの勝利を喜んでいるようでした。
この熱気に後押しされたのか,今日のドイツは今シーズン最高の暑さになりました。ボーデン湖のおかげで気温の上昇が妨げられているはずのコンスタンツでさえ32度まで気温が上がりました。ベルリンでは37度まで上昇したそうです。コンスタンツはここ1週間以上日中の晴天・真夏日が続いています。夜に夕立があって久しぶりに雨が降りました。
日本のワールドカップは残念ながら終わってしまいましたが(それでもパラグアイ戦を見て日本のサッカーって強かったんだねと言ってくれる人もいました),ドイツのワールドカップはまだ終わりません。次の準決勝に向けてますますヒートアップしそうです。