パ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第３戦が５日に行われ，福岡ソフトバンクが埼玉西武に２対１とサヨナラ勝ちを収め，１勝のアドバンテージを含んだ対戦成績を４勝とし，日本シリーズ進出を決めた。
試合は福岡ソフトバンク・杉内俊哉と埼玉西武・涌井秀章がともに９回までを無失点に抑えて延長戦に突入。杉内は延長１０回にフェルナンデスにタイムリーを浴びて先制を許すが，その裏に長谷川勇也のタイムリー二塁打で同点に追いついた。そして１２回裏無死一，二塁から長谷川がサヨナラ打を放った。
以下は秋山幸二監督のコメント。
「ホッとしています。何年かＣＳで勝てなかったので，その思いは選手もファンのみなさんもあったと思います。積み重なったものを一気に返せたかなと思います。
（選手に声をかけた？）何もかけていません。目標は日本一で最後まで全力で突っ走っていきたいので，まだ言うことはないです。この勢いで日本シリーズに入っていきたいと思います。
（胴上げについて）まだ先があるので，今度は日本一になってもう一度上げてもらいたいです。
（ＣＳ突破に苦しんできたが？）今年のチームは今までと全然違うので，気にしてませんでした。本当に力を持ったチームだと思います。そのままの力を出してくれました」
スポーツナビの昨日付記事からです。CS突破おめでとうございます！
ポストシーズンが始まって以来，一度もホークスは勝ち進むことができず，日本シリーズに出場することがしばらくできずにいました。今年はシーズン中の強さが他球団から比べて抜きんでていたので大丈夫ではないかと思っていたのですが，見事に連勝でCS突破してくれました。
シーズンの優勝もCS突破もいずれも地元で見ることができなかったのは残念でしたが，野球ほど地元の盛り上がりと一体感が感じられるスポーツもないと思います。日本シリーズでも力を発揮して久しぶりの日本一になって欲しいと思います。
