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Konstanz als Heimatstadt

黒崎の図書館構想

北九州市は31日,八幡西区岸の浦2の黒崎副都心「文化・交流拠点地区」(約3・3ヘクタール)の整備方針素案を発表した。焦点となっていた図書館は蔵書数を約30万冊とし,中央図書館(小倉北区)に次ぐ市内第2の規模とする。他に大ホール(800席程度)▽中ホール(300席程度)▽広場・緑地―などを造成する。
同地区は九州厚生年金病院と市営団地の跡地で,JR黒崎駅の南400メートルに位置する。
市によると,民間事業者が施設を建設し,完成後も管理するものの所有権は市に移す。事業費は概算で約79億円。来年度は民間事業者の公募と選定があり,12年度に整備が終了する予定だ。
図書館の基本理念は「未来を創る夢図書館」。展示スペースや多目的会議室なども設け,市民交流の場として活用されることも想定している。大・小ホールは練習場などを併設し「市西部の拠点となる文化施設」となるよう目指す。

毎日新聞の今日付記事からです。すでに現在は緑地公園として使われているエリアに,図書館と文化施設を設置する構想が具体化してきたようです。いずれも従来から必要性が指摘されてきた施設ばかりなので,このままの方向で整備が進むことを期待しています。他方で,この施設単独での効果とともに,周辺の施設との連携をいかに進めるか,例えば交通面での結節をどう構築するかといった問題も,合わせて検討すべきでしょう。