ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

自転車の国

ドイツでは自転車の地位が日本より高いです。


自転車道と歩道
ドイツは自転車の国としても知られています。多くの道路では歩道とは別に自転車道が設けられています。通常,車道から遠い側が歩道,近い側が自転車道です。写真のように表示が出ていることがほとんどです。間違って自転車道を歩いていると猛烈な勢いで自転車が通過し,とても危険です。狭い道路では歩道だけが単独で存在し,自転車道は日本の二輪車用の区切りのように車道に隣接した状態になっています。
ドイツでは様々な自転車を見かけます。いわゆるママチャリの他に,MTBやスポーツタイプ,子どもを乗せるための補助車両付きのものも走っています。値段は日本のものよりも総じて高く(正確には高い値段のものしか売られていない),安く手に入れるには中古を探す必要があります。
ドイツの列車やバスは自転車を積み込むことができるようになっています。列車には自転車用のスペースがあり,場合によっては予約が必要です。バスでは予約は要りませんが,乗客が多い場合には自転車が拒否されることがあります。
コンスタンツは自転車の街(Fahrradstadt)とも言われるそうです。湖畔の街だからといって必ずしも平地ばかりではないのですが,バスの便や接続が悪い場所があったり,自転車道が比較的整備されている(とくにボーデン湖沿岸)こともあって,自転車を使う人が多いです。そうした事情もあってか,こちらに到着した日に迎えに来て下さったこちらの指導教授からは,その日に早速「自転車を買うように」という指示がありました。しかし値段が高いこともあってまだ買わないままに10ヶ月が経過してしまいました...。