ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

冬と冬学期

大学は新学期を迎えた
10月初旬まで比較的暖かい日が続いていたドイツでは,今週から急激に気温が下がり始めました。日中の最高気温が10度程度までしか上がらなくなり,天気予報では最低気温がここ数日で0度に近づいていくようです。昨年に比べて気温が低下する時期は1ヶ月以上遅くなりましたが,変化が急激なので,体が慣れるのに時間がかかりそうです。バイエルン(特にアルゴイ地方)などではすでに雪が降っているようで,本格的な冬が一気にやってきた感じです。
今週は冬学期(Wintersemester)の開始週でもあります。ドイツでは冬学期が年度の始まりなので,冬学期開始の際には1週間のオリエンテーション週間(Informationswoche)があります。新入生を中心に学内の学生数が急激に増え,のどかな雰囲気が漂っていた夏休み期間とは様子が一変しました。日本では(多くの大学で使用されている)「前期」「後期」という言い方の方が馴染む気がしますが,ドイツでは「夏学期」の始まりに急に気温が上昇して春(を通り越して「夏」)が本格的にやってきたり,「冬学期」の始まりには今年のように急に冬がやってきたりするので,この名称にリアリティがあるように思います。