ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

イースターと新学期


イースターまで荒れ模様だったドイツの天気ですが,昨日(Ostermontag)は晴れ間が増えてやや温かくなり,今日は朝からすっきりとした青空になりました。コンスタンツからボーデン湖の対岸にある山々を望むことができる日は実はあまり多くなく,風の強い冬の日にアッペンツェルなど比較的ボーデン湖に近い山々が見えることがあるに過ぎません。しかし今日は空が澄み切っているためか,普段はほとんど見えないその奥にある山々を見ることができます。
今日は日中の気温が久しぶりに10度を超えて,ようやく春らしくなってきました。今週末には20度超えが予想されており,フライブルクでは25度を超えて夏日になるとのことです。コンスタンツ大学では毎年,イースターの翌週から新学期(夏学期)が始まります。イースターが約1ヶ月の範囲で動くことから,非常に早いタイミングで始まるときと遅いタイミングで始まるときがあります。今年はその振れ幅の中ではやや早い方で,13日開始です。コンスタンツ大学では秋からでも春からでも新入生を受け入れていますが,多くの学生は秋から入ってくるため,春のこの時期には新入生向けのガイダンス(Orientierungswoche)は行われていません。そのため13日からいきなり授業が始まります。先週から次第に学生が戻りはじめており,先週は学生向けのバス定期券(Studi-Ticket)の販売が大学の売店で行われ,長い列ができていました。今週からは学食も通常営業に戻り,来週からしばらくはキャンパスが学生で溢れることになりそうです。