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Konstanz als Heimatstadt

ドイツの室内照明

ドイツでは間接照明が中心
ドイツで生活し始めて最初に驚くことの一つが「部屋が暗い」ことです。ドイツのホテルやレストランでも間接照明が中心で,ろうそくを付けて雰囲気を出すことが好まれます。日本の家に多い蛍光灯は非常に数が少なく,夜になると本当に部屋の中が暗くなります。
室内照明器具を買うのも大変です。日本では電器店に行けば普通に置いてあるはずのデスクライトは,ドイツの電器屋さんにはまずありません(替えのライトは置いてあります)。ドイツでは室内照明器具はオフィス用具扱いになっているので,ホームセンターのようなところに行かないとありません*1。デスクライトは値段が高い割に明るくなく,小さな電球を反射板で反射させるような構造のものが目立ちます。
ドイツ人は,明るい照明がそもそも嫌いなようです*2。仕事場でならともかく,プライベートな空間では薄暗い方がよい雰囲気だと感じているようです。自宅ではあまり仕事をしないということも,もしかすると影響しているのかも知れません。

*1:コンスタンツでは,旧市街地からやや離れたOBIというホームセンターに行かないと置いてありません。

*2:ドイツで売られているランプは今でも旧式のものが多く,蛍光灯タイプでも暖色系が好まれているようです。昼光色が多い日本とはこの点でも違いがあります。