ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

春の風物詩?

九州の広い範囲で7日,大気中の微粒子などで視界が10キロ未満となる煙霧が確認された。福岡管区気象台によると,通常は20−30キロある視界が,大分市内で一時7キロに落ちたほか,福岡市と熊本市で8キロ,長崎市で10キロと,各地で見通しが悪くなった。
九州大応用力学研究所(福岡県春日市)の計測では,同日正午には大気1リットル中に45万個の微粒子を計測。同研究所の竹村俊彦准教授(気象学)によると,中国大陸からの大気汚染物質が原因とみられるという。

西日本新聞の今日付記事からです。春の風物詩が黄砂から煙霧に交替したのではないかと思われるほど,最近煙霧のニュースが多いです。これまでの傾向は,大陸からの低気圧の通過で降雨または降雪→天気回復→煙霧到来という順番のようです。黄砂と異なり煙霧は北部九州周辺まででその先までは影響が及ばないようですが,北部九州在住者としては切実な環境問題になってきました*1。春の爽やかな陽気はもはや過去のことになってしまったのでしょうか。

*1:今回はたまたま別の場所にいて遭遇しませんでした(が,雪には遭遇しました)。