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Konstanz als Heimatstadt

歴史的建築物

解体工事の現場
コンスタンツはドイツの中でも特に歴史の古い町として知られています。ライン川からライン塔(Rheinturm)を経て教会(Münster)に向かうまでの地域はNiederburgと呼ばれ,コンスタンツの中でも最も古くからの家が建ち並んでいます。この地域では1300年代にできた建物もたくさんあります。市街地は歴史的にはスイス方向に向かって拡大しており,中には立て変わっている建物もありますが,戦争で空襲被害を受けなかったため,現在でも古い様式の建物がたくさん残っています。
そのようなコンスタンツで昨年衝撃的だったニュースは,その古い建物の一つが火事で焼け落ちてしまったことです。場所は,コンスタンツの旧市街地の中心地のMarktstätteからさらに奥に入った場所です。現在は解体工事が行われていますが,無残な姿が残されています。
歴史的建築物を無秩序な開発から守ることも重要ですが,こうした火災などの被害からどうやって守るのかは,構造が古い建物であればあるほど深刻な問題です。