ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

猿と猪

10日午前7時半ごろ,福岡市中央区天神2の福岡県警中央署天神警部交番に,通行人から「猿がいる」と通報があった。同署員らが交番前の路上で猿を見つけ,捕まえようと約1キロ先の同区薬院2の路上まで追いかけたが,見失った。その後も同区警固や六本松などで目撃情報が相次いでおり,捜索を続けている。
同署によると,猿は体長40〜50センチ。野生のニホンザルとみられる。同市博多区でも9日朝から10日朝にかけて猿が4回目撃されており,同じ猿らしい。
発見現場の同交番は天神中心部。通勤,通学時間帯と重なり,人だかりができるなど一時騒然となった。中央区六本松3にある寺で猿を目撃した女性(58)は「金網や塀にのぼって柿を食べていた。こんな市街地に」と驚いていた。

読売新聞の11月10日夕刊に出ていました。天神に出てくるとはかなり驚きました。今年は気候のせいか山での食べ物がなくなって,野生の動物が里におりてくることが多いのだという話をどこかで聞きました。

北九州市八幡西区の住宅街に10月以降,体長約60センチの雄イノシシが出没,生ゴミをあさったり,はいかいしたりしている。福岡県警八幡西署は「暴れると大変危険。遭遇したら,ゆっくり後ずさりしながら避難を」と注意を呼びかけている。
イノシシは夕方から夜にかけて同区東鳴水の「鳴水公園」付近に現れることが多く,人の姿を見ると逃げていくという。6日午後10時30分ごろには公園そばのゴルフ練習場に現れ,鼻をヒクヒクさせてうろついた後,隣接する斜面を猛スピードで駆け上がり,裏手の河頭山の方へ走り去った。同市内の動物園「到津の森公園」の西村武文・飼育主任によると,イノシシは雑食性。「生ゴミなどの餌が豊富な住宅地に下りてきたのでは」と推測し,「小心だが,突進時は時速40〜50キロにもなり,大人を突き飛ばす。買い物袋を狙ってくる恐れもある」と話している。

同じ読売新聞夕刊の隣には,猪の話が出ていました。猪にしても猿にしても,油断しているとこちらが怪我をする恐れがあるので,動物から身を守るすべを考えていたほうがよさそうです。