11日は北九州・京築も活発な前線の影響で強い雨に見舞われ，福岡管区気象台は北九州市や行橋市などに大雨警報を出し，注意を呼びかけた。
気象台によると，北九州市では9日午後11時の降り始めから11日午後7時までの雨量が172ミリに上った。行橋市でも138・5ミリとなった。
住宅地で擁壁にひび割れが見つかった若松区畠田1では，避難勧告が出された4棟4世帯のうち，2世帯5人が近くの島郷市民センターなどに避難した。市は，うち2棟の土台が一部崩れているとしている。
ヘルメットに雨がっぱ姿の市職員らは，住宅の敷地や擁壁などを入念に点検し，雨水がしみこまないようブルーシートをかけたりした。住人の祝迫純年さん（76）は「ここに住んで39年になるが避難勧告は初めて。雨が強くなって擁壁が崩れると怖い」と話していた。
同区有毛では側溝からあふれた水で住宅1棟が床下浸水した。
読売新聞の今日付記事からです。火曜日から台風の影響を受けてひどい雨になっています。これまでの1ヶ月分がまとめて降っているのではないかと思われるほどです。気温と湿度も一気に上昇してもはや夏のような感じです。今回の雨は前線に南の台風から湿った暖かい空気が流れ込んでおり，前線が北上と南下を繰り返しているため，雨が一旦上がったと思ってもまた急に降り出しています。天気予報によると明日には天気は回復しそうです。
