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Konstanz als Heimatstadt

西鉄バス塗装変更

西鉄グループでは,創立100周年記念事業の一環として,一般路線バスのデザインの変更を検討してまいりましたが,このたび新デザインが決定しましたので,お知らせいたします。
現在の一般路線バスのデザインは,1975年(昭和50年)に変更して以来,地域の皆さまに愛され,親しまれてまいりました。今回は33年ぶりのデザイン変更となります。
今回のバスデザイン変更は,以下の3点を目的としてプロジェクトを進めてまいりました。
 (1)新バスデザインを導入し,西鉄グループのイメージアップを図る。
 (2)西鉄バスの利便性,ネットワークなどを再認識していただく機会とする。
 (3)従業員の意識改革,モチベーションアップを行う契機とし,お客様へのサービス向上を図る。
デザイン開発にあたっては,西鉄グループの企業理念にうたう「あんしん」「かいてき」「ときめき」という基本理念が表現でき,かつお客さまと価値観を共有できるバスを追求しました。デザインのコンセプトは「GENTLE & MINIMUM」で,外装デザインは都市景観との調和に配慮したデザインとしました。内部についても,安全性や快適性などを盛り込んだ変更を実施いたします。
デザイン提案は,総合デザインコンサルタントユニット「ダーウィンLLP(有限責任事業組合)」にお願いしました。建築やインテリア,グラフィックスなど各ジャンルを代表するクリエイターで,九州・福岡を拠点として全国規模で活躍されている組織であり,また当社バスユーザーとしての視点をお持ちであることから,多角的な視点でご提案をいただくことができました。
西鉄グループでは新バスデザインの導入を通じて,「お客様も社員ももっと好きになる西鉄バス」を目指してまいります。

西日本鉄道の20日付プレスリリースからです。33年間もバスデザインが変わっていなかったことに驚きました。たしかに物心ついてから西鉄バス=赤色系統のバスというイメージしかなかったので(廃止された路面電車北九州線の代替バスはグリーン系の色ですが),今回のデザイン変更は街の景色をおそらく大きく変えることになりそうです。