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Konstanz als Heimatstadt

コムシティにコールセンター

第三セクターの経営破綻(はたん)で閉鎖された北九州市八幡西区黒崎3丁目の複合商業施設「コムシティ」の再生問題で,施設の商業床を所有する沖創建設(那覇市,横田恵文社長)は21日,ビルの再生計画を発表した。同社は9月の全館開業を目指す。
再生計画によると,ビル6階に富士通コミュニケーションサービス(東京)のコールセンターの入居が決定。営業開始時期や雇用規模は今春にも決まる。最大300人が働ける広さがあるという。5階にはオフィスやカルチャースクールなどを計画している。
地下1階‐地上4階は商業部分と位置付け,主力テナントを含め複数の企業と交渉中という。飲食店は1階,5階と隣接の低層棟(4階建て)に入れる計画。1,2階には,金融機関や現金自動預払機(ATM),福岡県,市の行政窓口の誘致も進める。
同建設の総事業費(商業床取得費を含む)は約50億円。うち改修費は10億円前後を見込む。

西日本新聞の今日付記事からです。2003年の破綻以降,こどもの館と西鉄イン黒崎・西鉄黒崎バスセンターだけしか使っていなかった建物が6年ぶりに動き出しそうです。上の階に事務所が入ることで,地域雇用が増えることや,ビル入居店舗の(潜在的)顧客が増えることにもなるのはよいことだろうと思います。
あとは主力の店舗として何が入るかが大きな問題です。また,6年にわたり使われてこなかったこともあり,建物は外から見てもかなりの改修を要するように見えます。