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Konstanz als Heimatstadt

折尾駅120周年

八幡西区のJR折尾駅が28日,開業120周年を迎えた。駅東口特設ステージで記念式典が行われ,駅員や住民,鉄道ファンらが節目を祝った。
JR九州によると,折尾駅は1891年(明治24年)に開業した。鹿児島線筑豊線の接続駅で,日本初の立体交差駅として知られている。1日あたりの利用者は約3万2000人で,県内では博多駅小倉駅に次いで3番目の規模となっている。
式典では,宮家道弥駅長(53)が「120周年を迎えられたのは,皆様のご支援のたまもの。今後も温かく見守って下さい」とあいさつ。地元の折尾神楽保存会(野村砂男会長)が神楽を披露し,くす玉を割って祝った。
昭和初期の駅舎などの写真が印刷された記念乗車券も限定販売され,多くのファンが買い求めた。記念乗車券を手にした八幡西区東川頭町,会社員大渡みどりさん(57)は「40年以上,駅を利用しています。120年と聞くと感慨深いですね」と話していた。
北九州市によると,一帯では立体交差事業や区画整理事業などが行われ,駅舎は2016年までに建て替えられる予定。地元では,1916年(大正5年)に建てられた駅舎の保存を求める声が出ている。折尾の歴史・文化を生かした街づくりを目指す「歴史遺産『北九州市レトロ』を創る会」の蒔田加代さん(51)は「駅は地区のシンボル。新駅舎は,現在の駅舎を思い起こさせるようなデザインにしてほしい」と話している。(古藤篤)

読売新聞の昨日付記事からです。折尾駅周辺の連続立体交差工事は少しずつ進んでいます。道路の一部ができていたり,線路の移設に向けた準備が行われていたりします。しかし駅舎本体についてはまだ手が入っていません。駅舎の保存ができるかどうかはまだ分かりませんが,130周年の際の折尾駅は現在と大きく変わっているであろうことだけは確かなようです。