ernst@hatenablog

Konstanz als Heimatstadt

Ade!

コンスタンツの夜明け
昨夜遅く福岡に戻りました。8月下旬からルフトハンザの労働組合が無期限ストライキに入り,また今日(金曜日)は全土でストライキが行われてルフトハンザ便の半数が欠航になったそうですが,こうした影響を幸い受けずに帰国できました。
留学から戻ってすでに2年が経過し,当時留学していた友人はほとんどいなくなってしまいました。講座の助手も多少入れ替わり,また滞在中にはコンスタンツ大学名誉教授のブローム先生が亡くなられたとの報に接しました。ブローム先生はもうかなり前から体がお悪いということで,直接の面識を得る機会がないままになってしまったことは残念でした。
他方で,留学中の友人とたまたまバスで出会い,昔の懐かしい話や最近の研究テーマ,コンスタンツにおける生活の様子などを話す機会がありました。留学中よく行っていたお店の人や大学の語学クラスの先生はまだ健在でした。指導教官とも現在の研究テーマや今後の共同研究の方向についていろいろと相談することができました。留学先との継続的なコンタクトの重要性を改めて認識しました。滞在中得た研究上のヒントやインセンティブを大事にしながら,次の滞在の機会までに少しでもアイデアを膨らませたいと思っています。